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梱
ふりがな文庫
“梱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こり
65.4%
こうり
23.1%
しきみ
3.8%
くく
3.8%
こおり
3.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こり
(逆引き)
『まだ、御子息の郡右衛門様の分が、五十
梱
(
こり
)
もありますので、手前共の店の土間と土蔵に、今夜一晩は積んで置くつもりでございます』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
梱(こり)の例文をもっと
(17作品)
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こうり
(逆引き)
ふとん一組と
梱
(
こうり
)
が一つ、
瓶詰
(
びんづめ
)
の酒の空箱一つに世帯道具は納まった。移ってから月賦屋で買った小さな机だけが、そぐわぬ形で家庭の新しさを語っていた。
風
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
梱(こうり)の例文をもっと
(6作品)
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しきみ
(逆引き)
するとすぐに「はい。」と云う、含み声の答があって、そっと障子を開けながら、入口の
梱
(
しきみ
)
に膝をついたのは、
憐
(
しおら
)
しい十七八の娘です。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
梱(しきみ)の例文をもっと
(1作品)
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くく
(逆引き)
そこでそのお家へ、大切な品はよく
梱
(
くく
)
って幾つか預け、
手廻
(
てまわり
)
の品だけ持って引移りましたが、どんな
些細
(
ささい
)
な物にも名残が惜しまれるのでした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
梱(くく)の例文をもっと
(1作品)
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こおり
(逆引き)
横浜へ来てから、さんざん着きってしまった子供の衣類や、
古片
(
ふるぎれ
)
、
我楽多
(
がらくた
)
のような物がまた
一
(
ひ
)
ト
梱
(
こおり
)
も二タ梱も殖えた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
梱(こおり)の例文をもっと
(1作品)
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梱
漢検準1級
部首:⽊
11画
“梱”を含む語句
荷梱
手梱
軍梱
梱包
梱外
菰梱
乱梱
大梱
小梱
幾梱
旅梱
梱方万里
立退梱
革梱
“梱”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
武田麟太郎
下村湖人
辰野隆
壺井栄
吉川英治
直木三十五
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
徳田秋声
佐々木味津三