“菰梱”の読み方と例文
読み方割合
こもごり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは城下第一の御用旅舎はたご、本陣鍵屋の前であった。見ると、店さきに七ツ八ツの菰梱こもごりが積んである所へ、福知山松平家の御用札が打ってある。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弟たちと、家人が、馬の背から下ろした武具の菰梱こもごりを、武器倉へ、運びこんでいるのだった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)