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菰
ふりがな文庫
“菰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こも
96.2%
ごも
2.3%
まこも
0.8%
むしろ
0.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こも
(逆引き)
「その
菰
(
こも
)
の下には小判で二千兩あるんだ、大した寢床だぜ。灯は禁物だが、暫らくの我慢だ。
塒
(
ねぐら
)
へ歸れば、存分に可愛がつてやるぜ」
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
菰(こも)の例文をもっと
(50作品+)
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ごも
(逆引き)
あら
菰
(
ごも
)
をきせて河岸の柳の下に横たえてある男の水死人はたしかに藤吉に相違ないので、附き添いの人々も今更におどろいた。お徳は声をあげて泣き出した。
半七捕物帳:44 むらさき鯉
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
菰(ごも)の例文をもっと
(3作品)
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まこも
(逆引き)
「五月雨の……と心持でも濡れましょう。池の
菰
(
まこも
)
に水まして、いずれが、あやめ
杜若
(
かきつばた
)
、さだかにそれと、よし原に、ほど遠からぬ水神へ……」
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
菰(まこも)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
むしろ
(逆引き)
大津の
駅路
(
うまやじ
)
にお妻太夫の、小屋掛けの見世物がかかった時、その
菰
(
むしろ
)
張りの楽屋の中に、君江とその子の竹太郎とが、一座の人たちに可愛がられながら無邪気に平和に暮らしていて
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
菰(むしろ)の例文をもっと
(1作品)
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菰
漢検準1級
部首:⾋
12画
“菰”の関連語
筵
蓆
“菰”を含む語句
菰包
菰冠
菰被
古菰
垂菰
菰掛
真菰
荒菰
酒菰
菰樽
眞菰
菰田
菰梱
菰莚
新菰
菰筵
菰張
菰様
菰田仁右衛門
防寒菰
...
“菰”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
林不忘
小栗虫太郎
国枝史郎
二葉亭四迷
井上円了
柳宗悦
三遊亭円朝
作者不詳