まこも)” の例文
「五月雨の……と心持でも濡れましょう。池のまこもに水まして、いずれが、あやめ杜若かきつばた、さだかにそれと、よし原に、ほど遠からぬ水神へ……」
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)