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真菰
ふりがな文庫
“真菰”の読み方と例文
旧字:
眞菰
読み方
割合
まこも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まこも
(逆引き)
仲の町の両側に隙き間もなく積み重ねられた
真菰
(
まこも
)
や蓮の葉には初秋の涼しい露が流れて、うるんだ
鼠尾草
(
みそはぎ
)
のしょんぼりした花の上に
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
真菰
(
まこも
)
の畳を敷いてませ垣をつくり、小笹の藪には小さな瓢箪と
酸漿
(
ほおずき
)
がかかっていた。巻葉を添えた蓮の蕾。葛餅に砧巻。真菰で編んだ馬。
黄泉から
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
今でも覚えてゐる……そこには
蒲
(
がま
)
や
真菰
(
まこも
)
が青い芽を出してゐて、
杜若
(
かきつばた
)
などが咲いてゐた。そこで、祖父はいつも鯰の煮たのか何かで酒を飲んだ。
迅雷
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
真菰(まこも)の例文をもっと
(22作品)
見る
“真菰(マコモ)”の解説
マコモ(Zizania latifolia、真菰)は、イネ科マコモ属の多年草。別名ハナガツミ。緑色の葉を何枚か剥ぎとっていくと、中から真っ白な可食部分が現れ、マコモダケと言う。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
菰
漢検準1級
部首:⾋
12画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
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