トップ
>
『箕輪心中』
ふりがな文庫
『
箕輪心中
(
みのわしんじゅう
)
』
お米と十吉とは南向きの縁に仲よく肩をならべて、なんにも言わずに碧い空をうっとりと見あげていた。 天明五年正月の門松ももう取られて、武家では具足びらき、町家では蔵びらきという十一日もきのうと過ぎた。おととしの浅間山の噴火以来、世の中が何となく …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間31分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
艶
(
はで
)
穢
(
ぎたな
)
香花
(
こうばな
)
顔
(
が
)
十
(
じゅう
)
夕
(
くれ
)
情
(
すげ
)
主
(
しゅう
)
頭
(
がしら
)
間
(
あい
)
惨
(
いじ
)
頭
(
かぶり
)
艶
(
あで
)
辱
(
はず
)
煩
(
うる
)
烟
(
けぶ
)
度々
(
どど
)
盲目
(
もうもく
)
三囲
(
みめぐ
)
禿
(
かむろ
)
節
(
ぶし
)
米
(
よね
)
粧
(
つく
)
願
(
がん
)
武士
(
ぶし
)
僥倖
(
さいわい
)
柄
(
つか
)
暗示
(
しらせ
)
出
(
い
)
花心
(
しべ
)
懐
(
いだ
)
刺繍
(
ぬい
)
間
(
けん
)
力
(
りき
)
落着
(
らくぢゃく
)
蔵
(
くら
)
単衣
(
ひとえもの
)
急
(
いそ
)
快
(
い
)
忌
(
いや
)
彼女
(
かれ
)
裳
(
すそ
)
媚
(
なまめ
)
堪
(
こら
)
一足
(
いっそく
)
相成
(
あいな
)
番頭
(
ばんがしら
)
町
(
ちょう
)
禍
(
わざわ
)
空
(
から
)
端
(
は
)
無役
(
むやく
)
潜
(
ひそ
)
滴
(
た
)
溝
(
どぶ
)
満野
(
みつの
)
湿
(
ぬ
)
淡
(
あわ
)
紅
(
べに
)
欺
(
だま
)
細紐
(
しごき
)
縫
(
ぬい
)
曲事
(
きょくじ
)
能
(
あた
)
脛
(
はぎ
)
新造
(
しんぞう
)
斜
(
はす
)
敢
(
あ
)
捗
(
はか
)
手籠
(
てご
)
手下
(
てか
)
菖蒲
(
しょうぶ
)
悶
(
もが
)
蛙
(
かわず
)
廓
(
さと
)
廉
(
やす
)
行燈
(
あんどう
)
衾
(
よぎ
)
裲襠
(
しかけ
)
富貴
(
ふっき
)
家
(
いえ
)
失
(
な
)
初心
(
しょしん
)
颶風
(
はやて
)
京間
(
きょうま
)
口説
(
くぜつ
)
占
(
うらな
)
香
(
にお
)
金
(
きん
)
乳
(
ちち
)
余裕
(
ゆとり
)
喧
(
やか
)
魂
(
たま
)
喪
(
も
)
魅
(
さ
)
上
(
かみ
)
免
(
ゆる
)
面
(
つら
)
青銅
(
からかね
)
切
(
せつ
)