“乳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
45.3%
ちち27.9%
ちゝ18.6%
2.3%
おっぱい0.6%
ぢち0.6%
ぢゝ0.6%
っぱ0.6%
つぱ0.6%
つぱい0.6%
(他:4)2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“乳”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
婦人をんな何時いつかもうこめしらてゝ、衣紋えもんみだれた、はしもほのゆる
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さてその子宮こぶくろより千べつ兒供こどもうまれ、そのむねをまさぐりてふやうに
けれどそのときはものころもがパンをとかすちちや、揚げ物の油のバターをくれるルセットがいた。
わたしたちはしかし、どちらにしても、ごくおとなしくって、ちちをたくさん出す牛を買うことに意見が一致いっちした。
しろちゝしてるのはむねところばかり、背向うしろむきのはおび結目許ゆひめばか
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
鏡子は白い胸をけた。六年程子の口の触れないちゝは処女のちゝのやうにちいさく盛り上つたに過ぎないのである。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「それやあ、有難いが、おめえも、疲れているだろうに、はやく子供にしてやるがいい」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから、しばらく何の声もしませんでしたが、こんどは、赤ん坊に添へをしてゐたお母さまが、
星の女 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
「きたねえ言葉を吐くなよ。第一その口をかなくちゃおっぱいはもらえねえぜ。」
母親殿おふくろどの頬板ほおっぺたのふくれた、めじりの下った、鼻の低い、俗にさしぢちというあの毒々しい左右の胸の房を含んで、どうしてあれほど美しく育ったものだろうという。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
母親殿おふくろどの頬板ほゝツぺたのふくれた、めじりさがつた、はなひくい、ぞくにさしぢゝといふあの毒々どく/″\しい左右さいうむねふさふくんで、うしてあれほどうつくしくそだつたものだらうといふ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「おっぱ。」
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(と頬摺ほおずりし)坊やは、おつぱをおあがりよ。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つぱい 見せたら
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
「お花さん、鯨が見世物に出てるそうですよ。なんでも鯨の赤ちゃんを抱いておっぱいを飲ませるンだって」
素足のみるくしぼりの娘もゐる。
エハガキの激賞文 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
女牛めうししぼられる時の痛さといふのはたまりませんな、それにまアわたしどもの小牛等こうしなどはらをむしられて
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
のぼりはた袖(相国寺塔建立記)と言ふことばが、つゆ紐の孔をにした、幟旗風の物と見る事が出来れば、其傍証となる事が出来る訣である。
まといの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)