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當惑
読み方 | 割合 |
たうわく | 81.8% |
とうわく | 18.2% |
營み
七日々々の
追善供養も心の及ぶだけは
勤めしが何分男の手一ツで
幼き者の
養育に
當惑し
晝は漸く
近所隣に
貰ひ
乳などし
夜は
摺粉を
宗助は
此可憐な
自白を
何う
慰さめて
可いか
分別に
餘つて
當惑してゐたうちにも、
御米に
對して
甚だ
氣の
毒だといふ
思が
非常に
高まつた。
所が
困つた
事にア
身躰が
惡く、
肺病と
來てゐるから
僕も
殆んど
當惑する
僕だつて
心配でならんから
其心配を
忘れやうと
思つて、つい
飮む、
飮めば
飮むほど
心配する。
余は
平生學海居士が
儒家らしき
文氣と
馬琴を
承けたる
健筆に
欽羨するものなるが、
罪と
罰に
對する
居士の
評文の
餘りに
居士を
代表する
事の
多きには
聊か
當惑するところなき
能はざりし。