“儒家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅか60.0%
じゅけ20.0%
じゆか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから主人がこの文章を尊敬する唯一の理由は、道家どうけで道徳経を尊敬し、儒家じゅか易経えききょうを尊敬し、禅家ぜんけ臨済録りんざいろくを尊敬すると一般で全く分らんからである。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
すでに、数日前から、安土の町々に旅舎やどをとって、待ちかまえていた大小名や、或いは、有資格者の町人、儒家じゅけ、医師、画人、工匠こうしょう、あらゆる階級のものから、大小名の家中も挙げて
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平生へいぜい學海居士ガクカイコジ儒家じゆからしき文氣ぶんき馬琴バキンけたる健筆けんひつ欽羨きんせんするものなるが、つみばつたいする居士コジ評文ひようぶんあまりに居士コジ代表だいひようすることおほきにはいさゝ當惑とうわくするところなきあたはざりし。
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)