トップ
>
居士
ふりがな文庫
“居士”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こじ
98.0%
コジ
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こじ
(逆引き)
鉄腸
居士
(
こじ
)
を父とし、天台道士を師とし、
木堂翁
(
ぼくどうおう
)
に私淑していたかと思われる末広君には一面気鋒の鋭い点があり痛烈な皮肉もあった。
工学博士末広恭二君
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
泥足
(
どろあし
)
のまま
臆
(
おく
)
するところもなく自ら先に立って室内へ通った泰軒
居士
(
こじ
)
、いきなり腰をおろしながらひょいと忠相の書見台をのぞいて
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
居士(こじ)の例文をもっと
(49作品)
見る
コジ
(逆引き)
居士
(
コジ
)
は、
人命犯
(
じんめいはん
)
には
必
(
かな
)
らず萬已むを得ざる原因ある
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ひ、
財主
(
ざいしゆ
)
の
老婆
(
ろうば
)
が、
貪慾
(
どんよく
)
を
憤
(
いきど
)
ふるのみの
一事
(
いちじ
)
にして
忽
(
たちま
)
ち
殺意
(
さつい
)
を
生
(
せう
)
ずるは殺人犯の原因としては甚だ淺薄なりと
言
(
い
)
ひ
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
余
(
よ
)
は
學海居士
(
ガクカイコジ
)
の
批評
(
ひゝよう
)
に
對
(
たい
)
して
無用
(
むよう
)
の
辨
(
べん
)
を
費
(
つい
)
やさんとするものにあらず、
右
(
みぎ
)
に
引
(
ひ
)
きたるは、
居士
(
コジ
)
の
批評法
(
ひゝやうほふ
)
の
如何
(
いか
)
に
儒教的
(
じゆけふてき
)
なるや、いかに
勸善懲惡的
(
くわんぜんてふあくてき
)
なるやを
示
(
しめ
)
さんとしたるのみ
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
居士(コジ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“居士”の解説
居士(こじ)
仕官せず野にある男子の読書人(士)。漢籍で用いられる語。
出家をせずに家庭において修行を行う仏教の在家信者。またそこから転じて戒名の末尾につける敬称・尊称ともなった。
(出典:Wikipedia)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“居士”で始まる語句
居士女
検索の候補
子規居士
果心居士
一言居士
青嵐居士
維摩居士
春田居士
兆民居士
桜痴居士
機山大居士
禅居士
“居士”のふりがなが多い著者
高浜虚子
堺利彦
林不忘
佐々木邦
長谷川時雨
南方熊楠
内田魯庵
吉川英治
夏目漱石
蒲原有明