トップ
>
泥足
ふりがな文庫
“泥足”の読み方と例文
読み方
割合
どろあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どろあし
(逆引き)
泥足
(
どろあし
)
のまま
臆
(
おく
)
するところもなく自ら先に立って室内へ通った泰軒
居士
(
こじ
)
、いきなり腰をおろしながらひょいと忠相の書見台をのぞいて
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
返辞がないので、自分で流し元へ足を入れて、ざぶざぶと
泥足
(
どろあし
)
を洗い、裏口をきょろきょろしながら、暑いのに、戸を閉めて、
心張棒
(
しんばりぼう
)
をかってしまう。
鍋島甲斐守
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人に
懺悔
(
ざんげ
)
を
強
(
し
)
い、告白を聞いて裁断し、触るべからざる悲しみに触れて、一層人の心を傷つけるような信仰者がある。たとえば中宮寺の庭を
泥足
(
どろあし
)
で歩むようなものだ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
泥足(どろあし)の例文をもっと
(5作品)
見る
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“泥”で始まる語句
泥
泥濘
泥鰌
泥土
泥溝
泥棒
泥坊
泥水
泥酔
泥亀
“泥足”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
内田魯庵
林不忘
吉川英治
芥川竜之介