“泥酔”のいろいろな読み方と例文
旧字:泥醉
読み方(ふりがな)割合
でいすい91.7%
でいすゐ4.2%
のんだくれ4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引き摺られながら、先刻から茫然として居った彦太郎は、次第に棄鉢な気持になりはじめ、今夜は無茶苦茶に飲んでぐでぐでに泥酔でいすいしたいと思った。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
それゆえに、結局けっきょくへとへとになって、揚句あげく酒場さかば泥酔でいすいし、わずかにうつらしたのです。
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)
父の胸に息づまるほど抱きしめられ、酒臭い息や泥酔でいすい噯気おくびを顔に感じ、気味悪い涙や接吻にらされて、嫌悪けんおと恐怖とにもだえていた。
「ま、まったく持ちまして、さいぜんのことは泥酔でいすいのあまりでござる。どうぞ、ひらにひらに、おゆるしのほどを……」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泥酔でいすいして一升ビンをぶらさげて酒ビンと一緒に墜落したよしで、この話をきいた時は私の方が心細くなったものだ。
彼は一時間ばかりたつうちに、文字もじ通り泥酔でいすゐした。
東京小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
泥酔のんだくれの愛ちゃんや。」
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)