“泥酔”のいろいろな読み方と例文
旧字:泥醉
読み方割合
でいすい91.7%
でいすゐ4.2%
のんだくれ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この晩庄吉は泥酔でいすいしたのが失敗のもとで、夢遊歩行にせがれの寝床を乗りこえ女房のバリケードをのりこえて女学生めがけて進撃に及ぶ。
オモチャ箱 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
彼は一時間ばかりたつうちに、文字もじ通り泥酔でいすゐした。その結果、ほとんど座に堪へられなくなつたから、ふらふらする足を踏みしめてそつと障子しやうじの外へ出た。
東京小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
泥酔のんだくれの愛ちゃんや。」
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)