“のんだくれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
泥酔漢25.0%
飲酒家25.0%
泥酔12.5%
泥酔者12.5%
酒飲12.5%
酔生児12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥酔漢のんだくれのおくびと、殺人ひとごろしるい計画たくらみとにふりそそぐ雨。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
牛肉ビイフと昼寝の好きな飲酒家のんだくれ
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
泥酔のんだくれの愛ちゃんや。」
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
蹣跚まんさんとして雲を踏むよう、針の山に追い上げられた泥酔者のんだくれのように、一歩一歩、床板に弾き上げられて、不作法な怪奇な、命がけの跳躍を続け、手は
死の舞踏 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
そして「通は馬鹿だよ」と妙な調ふしで謡って歩く。桶屋の酒飲のんだくれ親爺はの乞食は乞食でも愛嬌があると言って褒めていた。其は兎に角乃公は動悸どきっとしたが
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
さては往来ゆききいとまなき目も皆ひかれて、この節季の修羅場しゆらばひとり天下てんかくらへるは、何者の暢気のんきか、自棄やけか、豪傑か、さとりか、酔生児のんだくれか、とあやしき姿を見てすぐる有れば、おもてを識らんとうかがふ有り
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)