“泥酔者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でいすいしゃ60.0%
のんだくれ20.0%
よっぱらい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども柿江はほとんど泥酔者でいすいしゃのようになってしまっていた。その薄い唇は言葉を巧妙に刻みだす鋭い刃物のように眼まぐるしく動いた。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
蹣跚まんさんとして雲を踏むよう、針の山に追い上げられた泥酔者のんだくれのように、一歩一歩、床板に弾き上げられて、不作法な怪奇な、命がけの跳躍を続け、手は
死の舞踏 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
礼ちゃんが新橋の勧工場かんこうばで大きな人形を強請ねだって困らしたの、電車の中に泥酔者よっぱらいが居て衆人みんなを苦しめたの、真蔵に向て細君が、所天あなたは寒むがり坊だから大徳で上等飛切とびきりの舶来のシャツを買って来たの
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)