“泥酔漢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のんだくれ33.3%
でいすいかん16.7%
よいどれ16.7%
よっぱらい16.7%
よつたんぼ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで又、その医者というのが吾輩の親友で、鶴髪かくはつ、童顔、白髯はくぜんという立派な風采の先生だったが、トテモ仕様のない泥酔漢のんだくれの貧乏老爺おやじなんだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
こう叫びながら彼は泥酔漢でいすいかんが故なく笑う様にワハワハと笑い出した。
そのうちに何時の間にやら重いたどたどしい足どりが泥酔漢よいどれめいて来て、時とするとその痛い乳の上から真白な畜生の手でもふいと飛び出しさうなそんな気がしてただもう恐ろしく
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
彼らは次ぎに、今一度かつらを脱ぐことを命ぜられ、続いて一同は飛び上がること、踊ること、泥酔漢よっぱらいさまをすること、連れだって歩行するさまなどを実演させられた。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
まるで、人間なら泥酔漢よつたんぼだ。
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)