“酒飲”のいろいろな読み方と例文
旧字:酒飮
読み方割合
さけのみ80.0%
のんだくれ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょろひょろしてちょうど酒飲さけのみが大変飲み過してじきに倒れてしまうごとくにちょっとした雪の中の小石につまずいても倒れてしまう。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「厭なこと、そんなことを云はれると酒飲さけのみのやうよ。たゞね、脳貧血がおこるやうな気がしたからさう思つたのですよ。」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
そして「通は馬鹿だよ」と妙な調ふしで謡って歩く。桶屋の酒飲のんだくれ親爺はの乞食は乞食でも愛嬌があると言って褒めていた。其は兎に角乃公は動悸どきっとしたが
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)