“胡飲酒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こいんず50.0%
こいんしゅ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
林邑楽には右のほかに迦陵頻かりょうびん陪臚破陣楽ばいろはじんらく羅陵王入陣楽らりょうおうじゅじんらく胡飲酒こいんず(酔胡楽)などがある。これらもバラモンの神話から説明のできるものであるかも知れない。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
また胡飲酒こいんず抜頭ばとうなどの林邑楽をその中間に加えることもまれでない。しかしこれらの林邑楽は、どの記録から推しても、あまりに繊細な規矩きくに束縛されている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
春鶯囀しゅんのうでん」という大曲の一部だという「入破じゅは」、次が「胡飲酒こいんしゅ」、三番目が朗詠の一つだという「新豊しんぽう」、第四が漢の高祖の作だという「武徳楽ぶとくらく」であった。
雑記(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)