“胡瓜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうり70.1%
きうり25.6%
うり1.7%
キュウリ1.7%
コンコンブル0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風情(ふぜい)もない崖裾(がけすそ)の裏庭が、そこから見通され、石楠(しゃくなげ)や松の盆栽を並べた植木棚(だな)が見え、茄子(なす)や胡瓜(きゅうり)、葱(ねぎ)のような野菜が作ってあった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
しかし糸瓜(へちま)のように巨大な胡瓜(きうり)、雪達磨(だるま)のような化物の西瓜(すいか)や南瓜(かぼちゃ)、さては今にも破裂しそうな風船玉を思わせる茄子(なす)——そういった
火星の魔術師 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
一茶店に入りて用意の握り飯を噛(か)じる。胡瓜(うり)揉(も)みを命じたところが、怪し気な女が出て来て大皿の中にチョッピリ盛り付けたのが、驚くなかれ代価四十銭。
彼等は日ねもす小径(こみち)を掃いて砂を撒(ま)いたり、自分たちの手で犂(す)き起こした花壇や、胡瓜(キュウリ)や西瓜(スイカ)や甜瓜(メロン)の苗床の草むしりをしたり、水をやったりしていた。
場末街(まち)らしい小さい床屋に黄色くなつた莢隠元(アリコ・ヹエル)や萎(しな)びた胡瓜(コンコンブル)の淋しく残つた八百屋、廉(やす)い櫛や髪針(ピン)の紙につけたのから箒、茶碗、石鹸などまでを並べた荒物屋
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)