“達磨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だるま98.0%
タマ1.0%
ダルマ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし糸瓜へちまのように巨大な胡瓜きうり、雪達磨だるまのような化物の西瓜すいか南瓜かぼちゃ、さては今にも破裂しそうな風船玉を思わせる茄子なす——そういった
火星の魔術師 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
後世これを崇めて達磨と称うとしばしば聞いたと筆せるはトメと達磨タマと音近く『続高僧伝』等皆達磨を南天竺から支那へ来たとしたかららしい、尊者サントメ山とてその終焉の蹟現存す
店先に張子の大きい達磨ダルマを置いて、その片眼を白くしてあるのは、なにかがん掛けでもしたのかといたが、主人も職人も笑って答えなかった。楽隊の声が遠くきこえる。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)