“達磨様”の読み方と例文
読み方割合
だるまさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取着とッつきに、ひじいて、怪しく正面にまなこの光る、悟った顔の達磨様だるまさまと、女の顔とを、七分三分に狙いながら
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
たくさんの絵馬えまが納められてあったり、達磨様だるまさまの古いのや、昨年来の御幣ごへいや、神々のお札や、髪の毛の切ったのがかもじなりに結えられてあったりするだけのものでしたが、そのなかでただ一つ
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)