“絵馬”のいろいろな読み方と例文
旧字:繪馬
読み方割合
えま92.3%
ゑま7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後で聞くと、昌さんは例の正代の母親にあたる白痴が来ると、ひる間でも近くのやしろ絵馬えまなんかのある建物の中に二人で寝るという。
石ころ路 (新字新仮名) / 田畑修一郎(著)
と言いながら、例の絵馬えまをパリパリと引裂いて、炉の中に投げ込んでしまいますと、絵具のせいか、火が血のような色をして燃え立ちました。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
例へば「老松おいまつ」に「紅梅殿こうばいどの」といふ小書が附くと常は登場しない天女のツレが登場するとか、「絵馬ゑま」に「女体によたい」といふ小書が附くと、常は力神を
演出 (新字旧仮名) / 野上豊一郎(著)