“女体”のいろいろな読み方と例文
旧字:女體
読み方割合
にょたい64.3%
じょたい14.3%
によたい14.3%
ぢよたい7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折り重なる日光の山々、男体なんたい女体にょたい、太郎山、丸山などが、秋の空気の魔術か、今日は、眉にせまるように近々と望まれる。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
会議が終ると、女体じょたいの山形警部は、食事をとってそのあと、ねむいねむいといって、寝床ねどこをとってもらって、その中にもぐりこんだ。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
例へば「老松おいまつ」に「紅梅殿こうばいどの」といふ小書が附くと常は登場しない天女のツレが登場するとか、「絵馬ゑま」に「女体によたい」といふ小書が附くと、常は力神を
演出 (新字旧仮名) / 野上豊一郎(著)
しか木立こだちの間などからやゝ遠く離れて見渡す大噴水こそ美であるが、近く寄つて女体ぢよたいの人魚や海馬かいばなどの口から吐き出す形を見るのは決して懐かしい物で無いと想つて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)