“じょたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
世帯63.6%
女体18.2%
除隊18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さての伴藏は今年三十八歳、女房おみねは三十五歳、たがいに貧乏世帯じょたいを張るも萩原新三郎のおかげにて、或時あるときは畑をうない、庭や表のはき掃除などをし
……その後、時を定めず、場所をえらばず、ともするとその二人の姿を見た事があるのです。何となく、これは前世から、私に附纏つきまとっている、女体じょたいの星のように思われます。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
三年前砲兵にとられた彼女の二番目の兄は、此の春肩から腹にかけて砲車にかれ、已に危い一命をわずかにとりとめて先日めでたく除隊じょたいになって帰った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)