トップ
>
耘
ふりがな文庫
“耘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くさぎ
45.5%
うな
45.5%
すき
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさぎ
(逆引き)
二年前両親に
逝
(
いな
)
れ、いと心細く世を送れる独身者なり、彼は性質素直にして謹み深く、余の壮年のごとく夜遊びもせず、いたずらなる情人も作らず、家に伝わる一畝の田を
旦暮
(
たんぼ
)
に耕し
耘
(
くさぎ
)
り
空家
(新字新仮名)
/
宮崎湖処子
(著)
耘(くさぎ)の例文をもっと
(5作品)
見る
うな
(逆引き)
平助はその後を鍬で
耘
(
うな
)
いながら、草木の根を土から選り分けて、それを荒地の片隅へ運んで、小高い塚を築いていった。
土地
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
耘(うな)の例文をもっと
(5作品)
見る
すき
(逆引き)
最後の一
耘
(
すき
)
の土を墓穴へかぶせてしまって、お終いの挨拶がすむと、
父子
(
おやこ
)
はゆったりした歩調で家の方へ帰って行ったが、その一歩一歩がひどく大儀そうであった。二人とも
無言
(
だんまり
)
で歩いていた。
父
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
耘(すき)の例文をもっと
(1作品)
見る
耘
漢検1級
部首:⽾
10画
“耘”を含む語句
耕耘
耕耘部
畠耘
耘斗葉
耘鍬
耘除
“耘”のふりがなが多い著者
宮崎湖処子
ヴィクトル・ユゴー
下村湖人
ロマン・ロラン
島木健作
モーリス・ルヴェル
三遊亭円朝
中里介山
幸田露伴
豊島与志雄