“耕耘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こううん70.0%
かううん30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二 俳句とは芭蕉によって縄張りせられ、芭蕉、蕪村、子規によって耕耘こううんせられたところの我文芸の一領土であります
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
が、再び思うに、むやみと得物えものを振廻しては、れない事なり、耕耘こううんの武器で、文金に怪我をさせそうで危かしい。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
耕耘かううん時期じきいつしてるのと、肥料ひれう缺乏けつばふとでいく焦慮あせつても到底たうてい滿足まんぞく結果けつくわられないのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
播種はしゆ耕耘かううんの事を學ぶとしても、經營建築の事を學ぶとしても、操舟航海の事を學ぶとしても、軍旅行陣の事を學ぶとしても、畫を學ぶとしても、書を學ぶとしても、着手の處
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)