“時期”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じき66.7%
とき20.8%
どき4.2%
エポオク4.2%
エポツク4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれらが失望しつぼう落胆らくたんすべき必然ひつぜん時期じきはもはや目のまえにせまっていると思うと、はらわたがえかえってちぎれる心持ちがする。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
其他そのた手段しゆだんでは、到底とうてい今日けふ明日あすに、このしま出發しゆつぱつする方法てだてもありませんから、むをず、ある時期ときまでは、吾等われら一行いつかうともに、この絶島ぜつたう御滯在ごたいざいほかはありません。
追テ参上ノ儀ハ二十三日夜五ツ時期どき限ニ候其節宗十郎一手ノ内ヲ以テ誘引可有之事
乱世 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
便宜上、時代的特色を基礎として、所謂現代劇作家の擡頭を四つの時期エポオクに別ければ
仏国現代の劇作家 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
すなはち現在二人が如何なる人生観を有つてゐるか、それが将来如何に変化してゆくだらうかといふ点まで考へないことである。結婚が人生の大きな時期エポツクを作るものであることは申すまでもない。