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『乱世』
ふりがな文庫
『
乱世
(
らんせい
)
』
戊辰正月、鳥羽伏見の戦で、幕軍が敗れたという知らせが、初めて桑名藩に達したのは、今日限りで松飾りが取れようという、七日の午後であった。 同心の宇多熊太郎という男が、戦場から道を迷って、笠置を越え、伊賀街道を故郷へと馳せ帰って来たのである。 …
著者
菊池寛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
候
(
ころ
)
翻
(
ひら
)
怪
(
おか
)
出
(
いだ
)
円
(
まど
)
采女
(
うぬめ
)
出
(
い
)
時期
(
どき
)
掬
(
く
)
大砲
(
おおづつ
)
不図
(
はからず
)
豈料
(
あにはか
)
支
(
つか
)
被
(
き
)
挙
(
こぞ
)
後立
(
うしろだて
)
戦
(
いくさ
)
素面
(
すめん
)
退
(
ひ
)
狼狽
(
うろた
)
仰向
(
あおむけ
)
有様
(
ありよう
)
柄
(
がら
)
何卒
(
なにとぞ
)
偽
(
にせ
)
独言
(
ひとりごと
)
背後
(
うしろ
)
籤
(
くじ
)
窯
(
かま
)
窘
(
たしな
)
穿
(
は
)
生命
(
いのち
)
石榑
(
いしぐれ
)
石見
(
いわみ
)
禁闕
(
きんけつ
)
神籤
(
みくじ
)
社稷
(
しゃしょく
)
蹲
(
うずくま
)
鼎
(
かなえ
)
麾下
(
きか
)
首級
(
しるし
)
面当
(
つらあて
)
面
(
おもて
)
鎹
(
かすがい
)
遮
(
さえぎ
)
遣
(
や
)
辿
(
たど
)
緩
(
ゆる
)
赤熊
(
しゃぐま
)
貶
(
けな
)
認
(
したた
)
見物
(
みもの
)
自棄
(
やけ
)
新谷
(
しんたに
)
罷在
(
まかりあり
)
罵
(
ののし
)
縷
(
る
)
員弁
(
いなべ
)
布片
(
きれ
)
巨椋
(
おぐら
)
屹
(
きっ
)
寒気
(
さむけ
)
宥
(
なだ
)
定敬
(
さだたか
)
娶
(
めと
)
妄
(
みだ
)
啀
(
いが
)
帯刀
(
たてわき
)
咽喉
(
のど
)
咎
(
とが
)
可承
(
うけたまわるべく
)
召
(
め
)
匕首
(
あいくち
)
初々
(
ういうい
)
凪
(
な
)
今日
(
こんにち
)
不残
(
のこらず
)
所化
(
しょけ
)
欣
(
よろこ
)
梟首
(
さらしくび
)
柄頭
(
つかがしら
)
旧臘
(
きゅうろう
)
旗影
(
はたかげ
)
斥
(
しりぞ
)
斃
(
たお
)
敵
(
かたき
)
手枷
(
てかせ
)
漂浪
(
さすら
)
戊辰
(
ぼしん
)
慶喜
(
よしのぶ
)
慴服
(
しょうふく
)
怏々
(
おうおう
)
忌々
(
いまいま
)
徒士
(
かち
)
後
(
あと
)
弘枝
(
ひろえ
)