“所化”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょけ56.5%
しよけ26.1%
しよげ8.7%
なるところ4.3%
シヨケ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ギョッとした正介がこわごわ所化しょけの後から従いていき、本堂を覗いてみると、紛れもなく重信はいま落款を書きおわり
きかれよし/\なほおつて呼出すことあるべしと申わたされ了源寺の所化しよけは下られけり其後そのご評定所へ嘉川一件の者どものこらず呼出よびいださる其の人々とほ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
百餘宇の學寮を持ち、數千の所化しよげを養つて、この邊一帶の町家のうるほひになつたことなどは、今の人には想像も及びません。
この花の色がすこぶる血に似ているのでかく名づけたのかも知れぬ、『説文』に拠ると今から千八百余年前の支那人は茜草を人血の所化なるところと信じた、ドイツ
寺のヤツコが、三四人先に立つて、僧綱ソウガウが五六人、其に、大勢の所化シヨケたちのとり捲いた一群れが、廬へ来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)