“所化僧”の読み方と例文
読み方割合
しよけそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淺草阿部あべ川町了源寺へ申つかはされしかば了源寺にては大いにおどろき早速所化僧しよけそう一人罷出右のだん相違さうゐ之なきむね委細ゐさい申立又願山儀は常々つね/″\身持よろしからず第一淫酒いんしゆの二ツにふけり其上博奕ばくち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
持參ぢさん致し所化僧しよけそう一人檀家三人差添さしそへ千住燒場光明院へ火葬くわさうの者送込候處其後所化僧檀家だんか棺桶くわんをけすて置逃去候由光明院くわうみやうゐんより掛合越候へども當寺に於て右樣の覺え御座なく候に付此段御屆おんとゞけ申上おき以上いじやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一昨夜亥刻よつどき前淺草阿部川町了源寺れうげんじ切手を持參致し所化僧しよけそう一人檀家三人差添さしそへ棺桶くわんをけおくり越候處掛あひ中右棺桶を置捨おきすてに致し候間相改ため候に女の死骸しがいにて變死へんしまぎれ御座なく候依て御檢使けんし願ひたてまつり候以上いじやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)