“檀家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんか98.1%
だんけ1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
某日あるひ住持は檀家だんか待夜たいやに招かれたので、名音も其の供をしてったが、意外に手間取って帰ったのは夜の十二時過ぎであった。
法華僧の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
きょうも、となり村の檀家だんか法事ほうじでよばれてきて、お昼すぎからをうちつづけ、日がかげってきたので、びっくりしてこしをあげました。
のら犬 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
その寺では、丁度檀家だんかに法事があるとやらで、御画像おえぞうというものを箱に入れ鄭重ていちょうな風呂敷包にして借りて行く男なぞを見かけた。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その印は、一行の幅に捺してあるばかりでなく、何か檀家だんかの法号か何かを書いてやった小さな反古にも捺してあった物があったと思う。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
信如しんによかることどもいかにもこゝろぐるしく、よし檀家だんかみゝにはらずとも近邊きんぺん人々/″\おもはく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
然ういう柔弱な身体じゃから、商人あきんどに仕ようと思うた私の心尽こゝろづくしも水の泡となり、それのみならず誠に愧入はじいったのは此の八十両の金子かねじゃ、知っての通りの貧乏寺じゃが幸いにも檀家だんけの者にも用いられ、本堂が大破に及んだ
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)