“纒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まと78.6%
まとま14.7%
まつ1.8%
から0.9%
まつわ0.9%
まとい0.9%
まとひ0.9%
まとまり0.9%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「僕もこれは読んでいないが、いったい、あアいう連中の書いてる物はいずれも小器用にはまってるが、少しも背景や深みがない」
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
「へエ、百姓ぢやなし、商人ぢや無し、つた仕事はありません、精々使ひはしりと小用位のもので、あんまり呑氣で勿體ないですよ」
彼らは私の読んでいる本へわりついて、私のはぐる頁のためにいつも身体を挾み込まれた。それほど彼らは逃げ足が遅い。
冬の蠅 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
苦しいから杭にって這上りますと、扱帯は解けて杭にみ、どう云うみかお村の死骸が見えませんで、扱帯のみ残ったから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
是まで亭主と思い真実を尽したのは、実に口惜しいから、仮令此の儘死ねばとて、この怨は新吉の身体にって、此の女房を持てば七人まではきっと取殺すからう思え
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
此方からはお使番が馬に乗って駆けて来る。仕事師はを振りをかついで威勢く繰出してまいる騒ぎに、二人はまご/\しながら漸く逃出しましたが、き所がありません。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
もものかは。辻々太鼓、わつしよい/\の諸勢山車宛然藥玉る。棧敷欄干るや、凌霄は、瀧夜叉姫襦袢き、紫陽花淺葱光圀ふ。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
由三は眼をツて、何んといふのないことを考出した。「此うしてゐて何うなるのだ。」と謂ツたやうな佗しい感じが、輕く胸頭緊付ける。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)