“仮令”のいろいろな読み方と例文
旧字:假令
読み方割合
たとい40.7%
たとえ32.9%
たと7.8%
たとへ7.0%
たとひ6.2%
よし3.5%
よしんば1.2%
たとえば0.4%
よしや0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮令勅許があるにしても、武家にお伝えあって、それから事をなさるがよいのに、みだりに左様の乱暴をなさるのはよろしくない」
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それに、犯人にとって、子供は大切な商品なのですから、仮令この計画が失敗しても、危害を加える様なことは、決してありません。
吸血鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
仮令い又私が奮発して、幕府なり上方なり何でも都合のい方に飛出すとした処が、人の下流にて仕事をすることはより出来ず
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
保雄は昔から、自分の様な者が詩を添削して遣るのに仮令五十銭にしろ謝礼として会費を学生に出さすと云ふ事を心苦しく思つて居る。
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
懺悔の形式を以て一種の告白小説の現れたのは、室町時代がはじめで、それ以前は仮令あつたにしても、無意識で行つてゐたのである。
お伽草子の一考察 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
不甲斐ない意久地が無いと思いはしなかッたか……仮令お勢は何とも思わぬにしろ、文三はお勢の手前面目ない、かしい……
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
それで、仮令、やゝ理想的な再婚ができたとしてもです、新しい夫婦関係は、全く純粋なもんぢやない。何か、こだはりがあるに違ひない。
驟雨(一幕) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
仮令、私が犯人にされた所で、菩薩にあるまじき邪悪の跡に、反証を挙げてさえ頂ければ……。
夢殿殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
仮令時計を見たって三十分も四十分も違ってるのが沢山だから駄目ですヨ
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)