トップ
>
仮寝
ふりがな文庫
“仮寝”のいろいろな読み方と例文
旧字:
假寢
読み方
割合
うたたね
70.0%
かりね
16.7%
うたゝね
6.7%
かしん
3.3%
まどろ
3.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたたね
(逆引き)
盧生が
邯鄲
(
かんたん
)
というところで仙翁から枕を借りて
仮寝
(
うたたね
)
すると、
黄梁
(
こうりょう
)
の飯の出来上るまでに五十年の栄華の夢を見たという話でございます。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
仮寝(うたたね)の例文をもっと
(21作品)
見る
かりね
(逆引き)
五、六日ごろの夕月は早く落ちてしまって、涼しい色の曇った空のもとでは
荻
(
おぎ
)
の葉が哀れに鳴っていた。琴を
枕
(
まくら
)
にして源氏と玉鬘とは並んで
仮寝
(
かりね
)
をしていた。
源氏物語:27 篝火
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
仮寝(かりね)の例文をもっと
(5作品)
見る
うたゝね
(逆引き)
彼は、壁一面に貼りつけた満洲の地図と大きな地球儀を備へた離れの居間にうづくまつて、酒がまはると脇息に
凭
(
もた
)
れて
仮寝
(
うたゝね
)
をするだけだつた。
サクラの花びら
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
仮寝(うたゝね)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かしん
(逆引き)
「
二三日
(
にさんち
)
一睡もせんので勤務中坑内
仮寝
(
かしん
)
。郵便局で逢った女の夢を見る」
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
仮寝(かしん)の例文をもっと
(1作品)
見る
まどろ
(逆引き)
殿様のお
手打
(
てうち
)
にでもさせる工夫はないかと、いろ/\と考え、
終
(
しま
)
いには疲れてとろ/\
仮寝
(
まどろ
)
むかと思うと、ふと目が覚めて、と見れば、二
間
(
けん
)
隔
(
へだ
)
っている
襖
(
ふすま
)
がスウーとあきます。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仮寝(まどろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
“仮寝”で始まる語句
仮寝能寸佐美
検索の候補
仮寝能寸佐美
“仮寝”のふりがなが多い著者
平出修
島崎藤村
夏目漱石
南方熊楠
野口雨情
林不忘
中島敦
三遊亭円朝
中里介山
紫式部