トップ
>
かりね
ふりがな文庫
“かりね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仮寝
29.4%
仮寐
17.6%
假寐
17.6%
仮睡
11.8%
仮臥
5.9%
假寢
5.9%
刈寝
5.9%
刈根
5.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮寝
(逆引き)
流沙河と墨水と赤水との落合う所を目指して、
悟浄
(
ごじょう
)
は北へ旅をした。夜は
葦間
(
あしま
)
に
仮寝
(
かりね
)
の夢を結び、朝になれば、また、
果
(
はて
)
知らぬ水底の砂原を北へ向かって歩み続けた。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
かりね(仮寝)の例文をもっと
(5作品)
見る
仮寐
(逆引き)
茶屋が裏ゆく土手下の細道に落かかるやうな三味の
音
(
ね
)
を仰いで聞けば、
仲之町
(
なかのてう
)
芸者が
冴
(
さ
)
えたる腕に、君が情の
仮寐
(
かりね
)
の床にと何ならぬ一ふし哀れも深く
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
かりね(仮寐)の例文をもっと
(3作品)
見る
假寐
(逆引き)
今
(
いま
)
少時
(
しばし
)
、
※
(
ねえ
)
さんの
膝
(
ひざ
)
を
枕
(
まくら
)
の
假寐
(
かりね
)
に
結
(
むす
)
んだ
愛
(
あい
)
ちやんの
夢
(
ゆめ
)
、
解
(
と
)
いてほどけば
美
(
うつく
)
しい
花
(
はな
)
の
數々
(
かず/\
)
、
色鮮
(
いろあざや
)
かにうるはしきを
摘
(
つ
)
みなして、この一
篇
(
ぺん
)
のお
伽噺
(
とぎばなし
)
は
出來
(
でき
)
あがつたのです。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
かりね(假寐)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
仮睡
(逆引き)
炬燵
(
こたつ
)
に
仮睡
(
かりね
)
していた机竜之助は、ふと眼をあいてだるそうな声。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かりね(仮睡)の例文をもっと
(2作品)
見る
仮臥
(逆引き)
源氏は縁に近い寝床で、
仮臥
(
かりね
)
のように横になっていた。随行者たちももう寝たようである。紀伊守は愛らしい子供を幾人も持っていた。御所の侍童を勤めて源氏の知った顔もある。
源氏物語:02 帚木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
かりね(仮臥)の例文をもっと
(1作品)
見る
假寢
(逆引き)
さうして甘酸ゆい燐光の息するたびに、あをあをと
眼
(
め
)
に
沁
(
し
)
みる螢籠に美くしい
假寢
(
かりね
)
の夢を時たまに閃めかしながら水のまにまに夜をこめて流れ下るのを習慣とするのである。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
かりね(假寢)の例文をもっと
(1作品)
見る
刈寝
(逆引き)
それから越後を通って九月にはもう羽前の
鼠
(
ねず
)
ヶ関に来ているから、この地では腰を落ち付けて休む家もなかったのである。「
鰐田
(
あきた
)
の
刈寝
(
かりね
)
」は九月以後の日記である。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
かりね(刈寝)の例文をもっと
(1作品)
見る
刈根
(逆引き)
お
秋
(
あき
)
は
夜
(
よ
)
とも
分
(
わ
)
かず
晝
(
ひる
)
とも
知
(
し
)
らず
朧夜
(
おぼろよ
)
に
迷出
(
まよひい
)
でて、あはれ十九を
一期
(
いちご
)
として、
同國
(
どうこく
)
浦崎
(
うらざき
)
と
云
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
の
入江
(
いりえ
)
の
闇
(
やみ
)
に
身
(
み
)
を
沈
(
しづ
)
めて、
蘆
(
あし
)
の
刈根
(
かりね
)
のうたかたに、
其
(
そ
)
の
黒髮
(
くろかみ
)
を
散
(
ち
)
らしたのである。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かりね(刈根)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
うたたね
うたゝね
まどろ
かび
かしん
いねむ
いねむり
かすい
そらねむり
たぬき