假寢かりね)” の例文
新字:仮寝
さうして甘酸ゆい燐光の息するたびに、あをあをとみる螢籠に美くしい假寢かりねの夢を時たまに閃めかしながら水のまにまに夜をこめて流れ下るのを習慣とするのである。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)