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假初
ふりがな文庫
“假初”の読み方と例文
新字:
仮初
読み方
割合
かりそめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりそめ
(逆引き)
只、
假初
(
かりそめ
)
の風邪だと思つてなほざりにしたのが
不可
(
いけな
)
かつた。たうとう三十九度餘りも熱を出し、
圭一郎
(
けいいちらう
)
は、勤め先である
濱町
(
はまちやう
)
の酒新聞社を休まねばならなかつた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
いま友人の語つて居るやうに、
此家
(
ここ
)
の細君は確かに
異
(
ちが
)
つた性質を
有
(
も
)
つて居る。萬事が消極的で、自ら進んでどう爲ようといふやうな事は
假初
(
かりそめ
)
にもあつた
例
(
ためし
)
がない。
一家
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
物
(
もの
)
いふ
聲
(
こゑ
)
がけんどんで
荒
(
あら
)
らかで、
假初
(
かりそめ
)
の
事
(
こと
)
にも
婢女
(
をんな
)
たちを
叱
(
しか
)
り
飛
(
と
)
ばし、
私
(
わたし
)
の
顏
(
かほ
)
をば
尻目
(
しりめ
)
にお
睨
(
にら
)
み
遊
(
あそ
)
ばして
小言
(
こごと
)
は
仰
(
おつ
)
しやらぬなれども
其
(
その
)
お
氣
(
き
)
むづかしい
事
(
こと
)
と
言
(
い
)
ふては
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
假初(かりそめ)の例文をもっと
(14作品)
見る
假
部首:⼈
11画
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“假”で始まる語句
假
假令
假面
假名
假借
假聲
假寢
假病
假牢
假名文字
“假初”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
饗庭篁村
尾崎紅葉
樋口一葉
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
アリギエリ・ダンテ
作者不詳
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
若山牧水