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尻目
ふりがな文庫
“尻目”の読み方と例文
読み方
割合
しりめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しりめ
(逆引き)
課長の
村山
(
むらやま
)
が、まだ机の上をゴテゴテ取片づけているのを
尻目
(
しりめ
)
にかけて、役所を駈け出すと、彼は真一文字に自宅へと急ぐのであった。
接吻
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
私は
老母
(
ばあ
)
さんのぶつぶつ言っているのを
尻目
(
しりめ
)
にかけながら座敷に上って喪心したようにどかりと尻を落してぐったりとなっていた。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
そしてそれに近づきもし得ないでののしり騒ぐ人たちを、自分の生活とは関係のない木か石ででもあるように冷然と
尻目
(
しりめ
)
にかけた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
尻目(しりめ)の例文をもっと
(39作品)
見る
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“尻目”で始まる語句
尻目遣
尻目同
検索の候補
尻目遣
尻目同
目尻
目尻迄
“尻目”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
邦枝完二
樋口一葉
下村千秋
作者不詳
近松秋江
二葉亭四迷
大阪圭吉
小山清
内田魯庵