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しりめ
ふりがな文庫
“しりめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
尻目
50.6%
後目
19.5%
流眄
15.6%
尻眼
7.8%
流盻
5.2%
後眼
1.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尻目
(逆引き)
私は
老母
(
ばあ
)
さんのぶつぶつ言っているのを
尻目
(
しりめ
)
にかけながら座敷に上って喪心したようにどかりと尻を落してぐったりとなっていた。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
しりめ(尻目)の例文をもっと
(39作品)
見る
後目
(逆引き)
艶然
(
えんぜん
)
として微笑みながら、
舞衣姿
(
まいすがた
)
のまま酌をしようとするお春を
後目
(
しりめ
)
にかけて、呉羽之介は不機嫌に、震える声で言うのでした。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
しりめ(後目)の例文をもっと
(15作品)
見る
流眄
(逆引き)
蝦蟇法師は
流眄
(
しりめ
)
に懸け、「へ、へ、へ、うむ正に
此奴
(
こやつ
)
なり、予が顔を傷附けたる、大胆者、
讐返
(
しかえし
)
ということのあるを知らずして」
傲然
(
ごうぜん
)
としてせせら笑う。
妖僧記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しりめ(流眄)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
尻眼
(逆引き)
よし子は顔を画に向けた儘、
尻眼
(
しりめ
)
に三四郎を見た。大きな
潤
(
うるほひ
)
のある
眼
(
め
)
である。三四郎は
益
(
ますます
)
気の毒になつた。すると女が急に笑ひ出した。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しりめ(尻眼)の例文をもっと
(6作品)
見る
流盻
(逆引き)
何処
(
どこ
)
までも
人
(
ひと
)
を
凌
(
しの
)
いだ
仕打
(
しうち
)
な
薬売
(
くすりうり
)
は
流盻
(
しりめ
)
にかけて
故
(
わざ
)
とらしう
私
(
わし
)
を
通越
(
とほりこ
)
して、すた/\
前
(
まへ
)
へ
出
(
で
)
て、ぬつと
小山
(
こやま
)
のやうな
路
(
みち
)
の
突先
(
とつさき
)
へ
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
を
差
(
さ
)
して
立
(
た
)
つたが、
其
(
その
)
まゝ
向
(
むか
)
ふへ
下
(
お
)
りて
見
(
み
)
えなくなる。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しりめ(流盻)の例文をもっと
(4作品)
見る
後眼
(逆引き)
後眼
(
しりめ
)
に
掛
(
かけ
)
憑司は役人に向ひ御覽の通り飛石は血だらけに候と申す言葉に終ひに役人
上意
(
じやうい
)
の
聲
(
こゑ
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
縛
(
いまし
)
めける傳吉大いに驚き私し身に
取
(
とり
)
犯
(
をか
)
せる罪は
決
(
けつ
)
してなしと言ひけれども
捕方
(
とりかた
)
は耳にも
掛
(
かけ
)
ず申し分あらば
奉行所
(
ぶぎやうしよ
)
に於て申すべしと傳吉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しりめ(後眼)の例文をもっと
(1作品)
見る
“しりめ”の意味
《名詞》
頭や顔を動かさずに目だけでものを追うこと。また、その目付き。
目に止めず無視すること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ながしめ
パツス
よこめ
しりめづかい
りうべん
りゅうべん