トップ
>
艶然
ふりがな文庫
“艶然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんぜん
80.0%
にっこり
10.0%
ぱつ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんぜん
(逆引き)
彼女はまた斜交いにこっちをじいっと見て、その
艶然
(
えんぜん
)
たるながしめのまま盃を唇へもっていった。さすがに辰巳の姐さんである。
ゆうれい貸屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
艶然(えんぜん)の例文をもっと
(8作品)
見る
にっこり
(逆引き)
躊躇
(
ためら
)
っていたらしい静子が、信一郎の顔を見ると、
艶然
(
にっこり
)
と笑って、はち切れそうな
嬉
(
うれ
)
しさを抑えて、いそ/\と
駈
(
か
)
け降りて来るのであった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
艶然(にっこり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぱつ
(逆引き)
艶然
(
ぱつ
)
とした中形單衣、夜目にも透いて見える襟脚の
確乎
(
くつきり
)
白きに、烏羽玉色の黒髮を潰し島田に結んだ
初初
(
うひうひ
)
しさ、
濃紫
(
こむらさき
)
の帶を太鼓に結んだ端が二寸許り
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
艶然(ぱつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“艶然”の意味
《形容動詞》
にっこりするさま。
(出典:Wiktionary)
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“艶”で始まる語句
艶
艶々
艶麗
艶書
艶冶
艶姿
艶消
艶聞
艶種
艶色
“艶然”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
吉行エイスケ
海野十三
山本周五郎
菊池寛
萩原朔太郎
太宰治