“初初”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うぶうぶ50.0%
ういうい25.0%
うひうひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又、何といふ初初うぶうぶしさだ。室生君。君はいい心境に落ちついた。君の之等の詩はしとやかに読んでもいい、声あげて読んでもいい。庭園の朝、木蔭で一人で読んでもいい。
初初ういういしいところがあった。
性に眼覚める頃 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
艶然ぱつとした中形單衣、夜目にも透いて見える襟脚の確乎くつきり白きに、烏羽玉色の黒髮を潰し島田に結んだ初初うひうひしさ、濃紫こむらさきの帶を太鼓に結んだ端が二寸許り
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)