“初々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ういうい79.3%
うひ/\11.5%
うひうひ3.4%
うい/\2.3%
ういうし1.1%
うゐ/\1.1%
はつ/\1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“初々”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
いや、少なくともあの純情という紺絣を取り戻し、抱きしめ、初々ういういしく身に着けている、何とも晴れ晴れしい心地がした。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
それというのも日ごろから、そのお美しさと初々ういういしさとに、感心もし敬ってもいる、お小夜様だったからでございます。
怪しの者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
赤前垂、片襷かただすき、お盆を眼庇まびさしに、おびえ切つた眼の初々うひ/\しさも十九やくより上ではないでせう。
お靜は手を引つ込めて、大きい眼を見張りました。いつまでも娘氣の拔けない、初々うひ/\しい女房振りです。
自分達の新しい出発を占つて貰つたやうな気がして、ゆき子は比嘉の初々うひうひしい態度に、好意と尊敬を持つた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
あまり豊かでないせゐもあつたでせうが、お祭騷ぎの中にも木綿物で、赤いものはよれ/\の紐一と筋だけ、その紐で絞められた白粉つ氣もない顏は、涙を誘ふ初々うひうひしさと、邪念のない美しさを、末期の苦惱も奪ふ由はなかつたのです。
ひげかみ同様にほそく且つ初々うい/\しく、くちうへを品よく蔽ふてゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
初々うい/\しき大島田おほしまだわたのやうにしぼりばなしふさ/\とかけて、鼈甲べつかうのさしこみふさつきのはなかんざしひらめかし
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いやいや燈光は、その男の額へ、接吻くちづけしている女の唇の初々ういうししい顫えをも照らしていた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
するとうれしさうに莞爾にツこりして其時そのときだけは初々うゐ/\しう年紀としも七ツ八ツわかやぐばかり、処女きむすめはぢふくんでしたいた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
仙「今聞けば飛んだ災難せえなんだったね、おゝ初々はつ/\しく飛んだひどいめに逢ったね」
安「そりゃア初々はつ/\しく飛んだ御災難ごせえなんでお気の毒様な」