“初々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ういうい80.6%
うひ/\11.2%
うひうひ3.1%
うい/\2.0%
はつ/\1.0%
ういうし1.0%
うゐ/\1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白地の浴衣(ゆかた)に、この頃はやる麻の葉絞りの紅い帯は、十八の娘をいよいよ初々(ういうい)しく見せた。林之助はもう一度お絹とくらべて考えた。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
二十一といふにしては、少し初々(うひ/\)しく、健康で明るくて、心配も愁(うれ)ひも利かない姿ですが、それだけ愛嬌者で、誰にでも好かれさうな女です。
自分達の新しい出発を占つて貰つたやうな気がして、ゆき子は比嘉の初々(うひうひ)しい態度に、好意と尊敬を持つた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
初々(うい/\)しき大島田(おほしまだ)結(ゆ)ひ錦(わた)のやうに絞(しぼ)りばなしふさ/\とかけて、鼈甲(べつかう)のさし込(こみ)、總(ふさ)つきの花(はな)かんざしひらめかし、何時(いつ)よりは極彩色(ごくさいしき)のたゞ京人形(きようにんげう)を見(み)るやうに思(おも)はれて
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
仙「今聞けば飛んだ災難(せえなん)だったね、おゝ初々(はつ/\)しく飛んだひどいめに逢ったね」
いやいや燈光は、その男の額へ、接吻(くちづけ)している女の唇の初々(ういうし)しい顫えをも照らしていた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
すると然(さ)も嬉(うれ)しさうに莞爾(にツこり)して其時(そのとき)だけは初々(うゐ/\)しう年紀(とし)も七ツ八ツ若(わか)やぐばかり、処女(きむすめ)の羞(はぢ)を含(ふく)んで下(した)を向(む)いた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)