“うひ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
初々73.3%
幼々20.0%
愛々6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしてつたところ始終しゞふそとで、たま其下宿そのげしゆくつたこともあつたけれど、自分じぶん其様そん初々うひ/\しいこひに、はだけがすほど、其時分そのじぶん大胆だいたんでなかつたとふことをたしかめた。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
彦太郎の娘おてるは取つて十六、行く/\は兵三郎に嫁合めあはせる積り、本人同士もその氣で居りますが、何分まだお人形の方が面白がる幼々うひ/\しさを見ると
そんなら俺は鎧甲の軍人いくさにんが好い——ぢや俺は前髪姿の愛々うひ/\しいお小姓になるぞ、お白粉を真ツ白に塗つたら見直せるだらう——とか、さう大名ばつかりが多くては芝居にはならないから、誰か
夜の奇蹟 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)