“大胆”の読み方と例文
旧字:大膽
読み方割合
だいたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほど、その図面には、今少年が話をしてくれたとおりの、大胆だいたんきわまる大深海だいしんかいの工事が略図りゃくずになって、したためられてあった。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかるにかねてより斥候せきこうの用にてむためならきたる犬の此時このときをりよくきたりければ、かれを真先に立たしめて予は大胆だいたんにも藪にれり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
クリストは又情熱に燃え立つたまま、大勢の人々の集つた前に大胆だいたんにもかう云ふ彼の気もちを言ひ放すことさへはばからなかつた。
西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)