“幼々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ういうい50.0%
うひ/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お輝は十六、美しく可愛らしく、幼々ういういしく、そしていじらしい娘ですが、許嫁いいなずけの兵太郎が殺されて、その悲歎は目も当てられません。
その文句は、いきなりに育って来たお増などには、傷々いたいたしく思われるくらい、幼々ういういしさと優しさとをもっていた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
お輝は十六、美しく可愛らしく、幼々うひ/\しく、そしていぢらしい娘ですが、許嫁いひなづけの兵三郎が殺されて、その悲歎は目も當てられません。
彦太郎の娘おてるは取つて十六、行く/\は兵三郎に嫁合めあはせる積り、本人同士もその氣で居りますが、何分まだお人形の方が面白がる幼々うひ/\しさを見ると