“幼兒”のいろいろな読み方と例文
新字:幼児
読み方割合
をさなご68.8%
えうじ18.8%
こども6.3%
ようじ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボリ/\みつゝ、手酌てじやくで、臺附だいつき硝子杯コツプかたむけたが、何故なぜか、とこなか夜具やぐかぶつて、鹽煎餅しほせんべいをおたのにした幼兒をさなごとき思出おもひだす。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これ子供こどもくわんする夫婦ふうふ過去くわこであつた。このにが經驗けいけんめた彼等かれらは、それ以後いご幼兒えうじついあまおほくをかたるをこのまなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
蠶時には、幼兒こどもが軒下で寢てゐるやうな家もあつた。家のなかは繭で何處もかも眞つ白だつた。人が從で、繭が主だつた。しかも、それほどの繭を積んで、よろこぶ筈の家の者の眉は曇つてゐた。
桑摘み (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
また石器時代せつきじだいのごときまだひらけない時代じだいでも、親子おやこ情愛じようあいといふものは今日こんにちかはりはなかつたのですから、幼兒ようじ死體したいでもけっしててゝはありません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)