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幼顔
ふりがな文庫
“幼顔”の読み方と例文
旧字:
幼顏
読み方
割合
おさながお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おさながお
(逆引き)
少し顔を
反向
(
そむ
)
けている娘をみて、鷲尾は思わすジロジロとみつめた。福々しい
幼顔
(
おさながお
)
はどこにも残って居らず、骨太にすくすくとのびた娘だった。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
「大きゅうなったなあ。いや、そなたの乙女ざかりを知らぬゆえ、見違えるばかりだが、こうしておる間に、そぞろそなたが、
幼顔
(
おさながお
)
に返って見ゆる」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「節ちゃんか。どうも見違えるほど大きくなりましたね。
幼顔
(
おさながお
)
が
僅
(
わず
)
かに残っているぐらいのもので——」と鈴木の兄に言われて、節子はすこし顔を
紅
(
あか
)
めた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
幼顔(おさながお)の例文をもっと
(10作品)
見る
幼
常用漢字
小6
部首:⼳
5画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“幼”で始まる語句
幼
幼児
幼少
幼稚
幼馴染
幼子
幼心
幼兒
幼穉
幼稚園
“幼顔”のふりがなが多い著者
徳永直
島崎藤村
三遊亭円朝
福沢諭吉
吉川英治
江戸川乱歩
泉鏡花