“幼穉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようち93.3%
えうち6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜなら、知の働きも無想の前には幼穉ようちさを示したに過ぎないからです。またはあらゆる作為の腐心をしてつたなからしめる自然さの力を。
民芸とは何か (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
其他演劇博物館にある石膏せっこうの首は幼穉ようちで話にならない。ラグーザの作というのはまだ見ないでいる。団十郎は決して力まない。力まないで大きい。
九代目団十郎の首 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
予は過去の幼穉えうちなる朧げなる経験をば一切虚也、誤也、又は無意義なりとするものにあらず。予は過去一切の経験を貴ぶ。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)