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石膏
ふりがな文庫
“石膏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せっこう
93.9%
せきかう
6.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっこう
(逆引き)
神山さんが、美術室へはいってみると、部屋のすみに立ててあったアドニスの
石膏
(
せっこう
)
像が、まっぷたつにわれて、ころがっていたのです。
奇面城の秘密
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「やあ、しめたしめた」三吉は用意の
石膏
(
せっこう
)
をとかして、手早くその靴の形を写しとった。それは真白の靴の底だけのようなものだった。
地中魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
石膏(せっこう)の例文をもっと
(46作品)
見る
せきかう
(逆引き)
白い仕事着を着た
頤
(
あご
)
鬚のある、
年若
(
としわか
)
な、
面長
(
おもなが
)
な顔の弟子らしい人と男達の話して居る間に、自分は
真中
(
まんなか
)
に置かれた出来上らない大きい女の
石膏
(
せきかう
)
像を見て居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
モデル臺、
石膏
(
せきかう
)
の
胸像
(
きようぞう
)
、それから
佛蘭西
(
ふらんす
)
の
象徴派
(
しやうちやうは
)
の名畫が一
枚
(
まい
)
と、
伊太利
(
いたりー
)
のローマンス派の
古畫
(
こぐわ
)
を
摸寫
(
もしや
)
したのが三枚、それが
何
(
いづ
)
れも
金縁
(
きんぶち
)
の
額
(
がく
)
になつて南側の
壁間
(
かべ
)
に
光彩
(
くわいさい
)
を放つてゐる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
石膏(せきかう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“石膏”の意味
《名詞》
石 膏(せっこう)
硫酸塩鉱物の一種で、化学組成はCaSO4・2H2O(硫酸カルシウム・2水和物)、単斜晶系。
(出典:Wiktionary)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
膏
漢検準1級
部首:⾁
14画
“石膏”で始まる語句
石膏像
石膏細工
石膏型
石膏製
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雪花石膏
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