“象徴派”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
シムボリスト50.0%
しやうちやうは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
未知アンノーンゴット未知アンノーン幸福ハッピネス——これは象徴派シムボリストのよく口にする所だが、あすこいらは私と同じ傾向に来て居るんじゃないかと思うね。
私は懐疑派だ (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
一見矛盾しているようだが私の心ではて居らん。ここが象徴派シムボリストと同じ所へ来ている証拠じゃないかと思う。だから人が文学や哲学を難有ありがたがるのは余程後れていやせんかと考えられる。
私は懐疑派だ (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
モデル臺、石膏せきかう胸像きようぞう、それから佛蘭西ふらんす象徴派しやうちやうはの名畫が一まいと、伊太利いたりーのローマンス派の古畫こぐわ摸寫もしやしたのが三枚、それがいづれも金縁きんぶちがくになつて南側の壁間かべ光彩くわいさいを放つてゐる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)