“胸像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうぞう50.0%
きようぞう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、詩人しじんヴィクトル・リュドベルイの胸像きょうぞうのある、公園こうえんの上にきました。公園の中はひっそりとしていて、高い木々の下には、散歩さんぽをしている人の姿も見うけられませんでした。
モデル臺、石膏せきかう胸像きようぞう、それから佛蘭西ふらんす象徴派しやうちやうはの名畫が一まいと、伊太利いたりーのローマンス派の古畫こぐわ摸寫もしやしたのが三枚、それがいづれも金縁きんぶちがくになつて南側の壁間かべ光彩くわいさいを放つてゐる。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)